:東京~北京~ラワルピンジ~カラチ~ドバイ~カイロ~zzz~フランクフルト~
◆1981/04/17(金)◆天気::快晴、見事に雲もない。
いよいよ出発です。朝10時成田を飛び立ちました。
さすがパキスタン航空、ガラガラです。20数人てところか。ほとんど日本人のバックパッカーの若者でなんともフレンドリーな雰囲気。スタッフは全員軍人だそうで男性しかいないし妙ににこやかに話かけてくるし客の女の子の隣の席に平気で座ってる。
まあ、とはいえ最高の天気に恵まれたようで雲がほとんどない。という事は何も遮るものがなくまるで地図を見ているような風景が眼下にあった。
成田から東京上空、多摩川、富士山。そしてなんとここで、富士山の真上でパキスタン航空のパイロットは一周旋回をした。おそらく彼らのサービスなんだろうと理解したが他ではありえない。
その後琵琶湖、瀬戸内海、阿蘇山、五島列島から東シナ海に出て北京へ。北京でいったん給油か休憩でターミナルをぶらぶらできました。天気は相変わらずで、順調です。
北京を出たあとはずっと砂漠が続き退屈な景色なのだが、それもまたこれがシルクロードだと思えばおもしろい。まもなくヒマラヤだというアナウンスがあり、それを超えればパキスタンだということなのだろう。
カラチで飛行機を乗換え、これからは結構混んでほぼ満席状態。ドバイ経由、カイロ空港に近づくとちょうど太陽が沈んでいく位置にあり空気が赤い感じの中でピラミッドが3基迎えてくれたようだ。給油休憩をしている間に太陽は沈んでしまい出発する時は暗闇でよく見えなかった。
フランクフルト経由でいよいよオルリー空港に午後4時到着。・・・
・・・ヒマラヤ・・・ K2?
・・・ヒマラヤ・・・
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